【日記】もう頑張らなくていいんだよって言われると、ちょっと寂しい。

2024年5月、月曜日の日記。

なんとなく今日、ふと思ったこと。

『もう頑張らなくてもいいんだよ』って言われると、ちょっと寂しいってこと。

ちょっと前まで、こういう系の言葉は、むしろ好きだった気がする。

もう頑張らない。もう無理しない。好きなことだけやればいい。もうあなたは充分頑張ったんだから、って言ってくれる人は、間違いなく優しい。

でも、最近は、それを言われると、少し寂しい。

本当は、まだ頑張っていたかったから。

本当は、自分はもっとできるって、自分のことを信じていたかったから。

私は、昨年の冬から春にかけて、鬱っぽくなった。『鬱っぽく』と書いたのは、正式な診断が下されたわけでもないし、ご飯は食べれていたし、会社も休みがちではあったけれど、一応働けてはいたから。ただ、本当に生きることの希望が湧かなかった。未来にワクワクしなくなった。1日に何回か、涙が溢れてくることが続いた。胸が抜け落ちるような、「これ以上いったら本当にヤバい」って思うような孤独感があった。

その時は、『頑張らなくていい』って言葉が、救いでもあったし、呪いでもあった。

『頑張らなくていい』じゃない。もう『頑張れない』んだ。そんな意識が私の中にずっとあった。

本当は、学生の時やっていた部活や勉強のように、がむしゃらに、コツコツ、努力したいのに。

夢を語って、それに向かって突っ走りたいのに。

夢のない、お金のために我慢して意味のない仕事を死んだ目でやり続ける、恋人もいない、美人でもない、スタイルもよくない、未来に向かって努力してもいない。そんな自分の人生に、自分が一番納得できていない。なのに、そんな自分に『これでいいんだ。これで幸せなんだ』って毎日言い聞かせているような、退屈で悲しい大人になっちゃった。

当時は自分のことをそう思っていた。ここまではっきり言葉にしたら、自分への言葉の暴力で本当に死んでしまうと思ったから、文章にしたのはこれが最初だけど。

でも今は、やっぱり『頑張りたい』。そう思えるほど、心と体が少しづつ元気になっているってことなのかな、と思う。

だからもう一度、自分のことを信じたい。

自分ならもっとやれるって、今なら思う。

『無理しない』は、今の自分に対しては言いたくない。

『無理してね』って言いたい。

『あなたはまだ、無理できる』って、自分に対して言ってあげたい。

そんなことを考えていた月曜の夜。

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