2024年3月、休み明けの木曜の日記。
今日も泣いた。
休んでいたのもあるけど、仕事の進捗がなくて、同僚に責められたりした。
朝から休み中に設定されていた会議があって、休み中メールも見ていなかった(敢えて見ていなかった)ので、会議があったことを朝に初めて知り、その対応でバタバタしていた。
会議自体は特に何事もなく終わった。でも、会議中、休んでいたことを責められているように思って、休んでいる間にメールを見ていなかったことを責められたように感じて、辛かった。
明日死ぬ、いや、今日の夜に死んじゃえばいい、そういう気持ちで今日をやり過ごそうと、必死で耐えた。
お昼休みに泣いた。
誰からもうっすら嫌われている気がした。
休職という言葉が脳内をよぎったけれど、その決断をする勇気も持てなくて、できればこのまま、何事もなかったように過ごしたくて、泣いた。
日差しがぽかぽかしていたので、人目につかないところで外で泣いた。
外は、平和そのものだった。
遠くに海が見えて、少しだけ気持ちが落ち着いた。
「スキップとローファー」という漫画で、ナオちゃんが若いころ、「近所の草ボーボーの海」で、無表情で涙を流していたシーンを思い出した。
きっとどこかに、私みたいに、死んだ目で、止まらない涙を垂れ流している人がいる気がして、少しだけほっとした。
今がすべてじゃない。
きっと私も、ナオちゃんみたいに笑える日がきっとくる。
いつものように小一時間で泣き止み、仕事に戻った。トイレで赤くなった顔を冷やしていたら、赤い目でしょぼんとしている自分の顔が鏡に映っていて、その顔があまりにもうさぎみたいで、少し笑った。
そこからは、ちゃんと仕事できた、と思う。休み中はメールチェックもせずに、好きなことに没頭していた結果、体は割と元気だったから。
しばらく仕事に没頭していたら、久しぶりに、朗らかに笑えた。そういう笑い方をしたのは久しぶりだった。あ、わたし、気にしすぎていたんだと、少し気づくこともできた。
帰り際、なぜか職場の人からチョコをもらった。何故かはわからない。大変そうに見えたのかもしれない。でも、こらえていた涙がこぼれてしまいそうなくらい、うれしかった。
そんな感じで、なんだかんだ充実感を感じて、帰路についた。
でも、車の中で泣いてしまった。せっかく気持ちが上向いていたから、泣きたくなかったけど、やっぱり泣いた。これ以上、頑張れないと思った。いつ限界が来るんだろうと思うと、少し怖かった。
怖いなぁ。この感情は理屈じゃ解決できないから、放っておくしかないんだけど。
でも、泣いてばかりじゃもったいないよね。今日も、生き延びることができたんだから。
好きな本読んで、好きなもの食べて、温かい飲み物を飲んで、寝たい時に寝よう。
ちなみに、友達に、仕事出来な過ぎて同僚に怒られたわー、と冗談交じりにLINEしたら、こんな言葉が返ってきた。
『暑さ寒さも彼岸まで。』
なんでこれがポンと出てくるんだ?ということは置いといて、とにかくいい言葉だから、心のノートに刻んでおく。
泣いてばかりいるけど、なんでもないタイミングでチョコをくれた人や、LINEを返してくれた友人や、ナオちゃんのことを思い出して、今日は眠りにつきたいな。
では。
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