2024年3月、華金の日記。
小さい子供か?と言いたくなる題名だけど、事実だから仕方ない。
集合写真で大泣き
今日は3月末、異動される方がいたので、皆で集合写真を撮った。
カメラを向けられた瞬間、昨日送別会に行かなかったことへの罪悪感、撮られることへの恐怖、そんなものが心から湧き出てきた。そして、「ほら、(背が小さいから)前に行きなよ」と善意で声掛けしていただいたことをきっかけに、じわじわとその場で涙が出てきて、これはマズイぞと思った。
なんとか写真が撮り終わるまで涙を堪えたけれど、トイレに籠った瞬間、涙が止まらなくなった。
普段の職場と違う、なんとなくソワソワした春の雰囲気が、なぜか辛かった。
集合写真を撮ったり、挨拶をしたり、そんなもの、大勢の中の一人として、それらしく振舞えば済む話だ。
なのに、それすらキチンと出来ない自分が情けなかった。
沢山泣いたその後
一人になれば、割と心はすぐに落ち着いた。
最近よく涙が出るし、まあ鬱っぽい症状の一つなんだろうなぁと分かってはいるので、「早く泣き止んで職場に戻る」なんてことは直ぐに諦め、医務室に直行。最近お世話になっている職場の保冷剤を拝借して、涙が自然に止まるまで泣いた。
余談だけど、保冷剤で目を冷やしながら泣くと、当たり前だが「冷たい涙」が顔を伝うことになる。「涙は熱いもの」という常識が頭の中にあったので、ひんやりした涙が新鮮に感じて、途中からその冷たい涙の感触で遊んでいた。
そうこうしていたら、まだ心は泣きそうな状態ではあったけれど、普通に受け答えできそうなくらいに落ち着いてきたので、そのまま職場に復帰。
そのあとは、淡々と仕事に取り組んだ。
夜は友達と晩御飯を食べた。自分の愚痴ばかり語ってしまった気がする。
いつもありがとう。そしてごめんなさい。
そんなことを実際に口に出したら、「悩みが盛りだくさんだね(笑)」と、笑われそうだけど。
闘う君の歌
昼休みにふと、中島みゆきさんの『ファイト!』の歌詞を思い出していた。
ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えてゆく
あきらめという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく
ファイト!
闘う君の歌を 闘わない奴らが笑うだろう
ファイト!
冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
『ファイト!』(中島みゆき)歌詞抜粋
いま、自分の体は闘っているのかもしれない、と思う。
何と闘っているのか、上手く言葉にできないけれど、
それは、綺麗じゃない女性に対する、世間の暗黙の区別だったり
『だから綺麗じゃないと私には価値がないんだ』と思ってしまう、自分の心だったり
『すぐに泣くやつは社会人として失格だ』という世間の常識だったり
それを自分自身に当てはめて、自分のことを追い詰めてしまう自信のなさだったりするんだと思う。
涙を流しながら、そんな自分と上手く付き合いながら、わたしも、冷たい水の中でもがいている。
わたしの気持ちがわからない人はたくさんいるだろう。
でも、わたしはわたしの持てる力で、闘って、もがいている。
そんな強さをもってるんじゃないか、と最近思えてきた。
頑張ろうとは思わない。既に頑張っていると思うから。
では。
コメント