【自己肯定感を爆上げ】HSPな筆者によるオススメ曲3選

音楽

 皆さん、誰かに傷つけられたり、失敗したり、批判されたり、無視されたり、人と違っていたり、些細なもののように扱われたりして、自信を失ってしまうとき、ありませんか。この記事は、そんな時にあなたの自己肯定感を爆上げしてくれる曲を3つ、HSPな筆者が厳選してみました。

今自己肯定感が低くなってしんどい人は、まずは、自分の部屋など安全なところで、ゆっくり休む「勇気」を持ってほしいと思います。明日でいいことは全部明日に後回しにしましょう。あなたの心と体を回復させることが、この世で最も大切なことです。ベットでひたすら寝ることができたら、その選択肢を選べた自分を是非、褒め称えてほしいと思います。

そして少し元気になったら、これらの曲を聴いて自己肯定感爆上げてください

それではどうぞ。

This Is Me(Keala Settle)

 初めに紹介するのは、映画「The Greatest Showman」から、「This Is Me」です。

Keala Settle『This Is Me』

この曲は、映画「The Greatest Showman」の中の劇中歌で、Keala Settle(キアラ・セトル)演じる髭の生えた女性「レティ」の曲です。

レティは、サーカス団に出会い、「これが私」とハッキリ言い切ることができる、自分の居場所を見出します。

この曲は、そんなレティをはじめとするサーカス団が、上流階級に自分たちが受け入れらないことを知った時、それでも高らかに、

「我々は逃げも隠れもしない。見られることを恐れない。謝りもしない。これが我々だから。ありのままの姿だから。」

と、歌い上げる曲なのです。

当初、キアラは、この曲を歌うのが怖かったといいます。それは、「自分の中にある恐れと向き合わなくては、この曲を歌えない」と思ったからだそうです。

自分への自信のなさは、世間ではなく、我々自身が、自分への嫌悪の気持ちを、どこかに持ってしまっているからかもしれません。それと向き合うことを、キアラは「恐れ」と表現したのではないでしょうか。でもそれは、あなたのせいではありません。そのことで、あなた自身を責めることは出来ないと思います。傷つけられたことで、謝らないで欲しいと思います。

しかし我々は、他者から植え付けられた自分への嫌悪を、自分自身で乗り越えなければなりません。

自分を否定することは、実はとても簡単だと思います。これまで通り自分を否定していれば、他者から何も文句を言われることなく、現状は維持され、今あなたの周りにいる誰もが、離れていくことはないからです。

逆に、自分への嫌悪の気持ちを見つめ、ありのままの自分を、「これが私だ」と肯定することは、実はとても怖いことです。現状は破壊され、あなたの元を去っていく人もいるでしょう。

しかし、それを乗り越えて初めて、自分自身を愛してくれる人と、我々は出会えるのではないでしょうか。

【「This Is Me」はこんな人にオススメ】
・私を肯定することへの恐れを受け入れ、乗り越え、自分を愛する勇気が欲しい人
・力強い歌声とダンスの圧倒的な芸術に、パワーをもらいたい人

PINK BLOOD(宇多田ヒカル)

次に紹介するのは、宇多田ヒカルの「PINK BLOOD」です。

宇多田ヒカル『PINK BLOOD』PV

この曲に関しては、以前このブログ内でも紹介していますが、本当に名曲なので、改めて紹介させてください。(https://petitlys-justeunefemme.com/?p=98

この曲は、アニメ「不滅のあなたへ」の主題歌にもなっており、ネット上でも「自己愛の曲」と評されることも多い名曲です。

1曲目として紹介した「This Is Me」と比較し、しっとりとした、おしゃれな曲調ながら、淡々と下記のような歌詞を歌い上げていきます。

自分の価値がわからないような 人に大事にされても無駄

宇多田ヒカル『PINK BLOOD』より抜粋

正直なところ、筆者はまだ少し強がらないと、このセリフは言えません。でも、真実ですよね

自分自身が自分の価値を「信じる」というより、ただ「知り」さえすれば、これは自明の理な訳です。そして、それを理解できない人があなたの周りにもしいるのなら、さっさと離れたほうが賢明というものでしょう。

傷つけられても自分のせいにしちゃう癖 かっこ悪いから ヤメ

宇多田ヒカル『PINK BLOOD』より抜粋

傷つけられたとき、心のどこかで自分のせいにしてしまうこと、ありませんか。筆者はよくやらかします。

痴漢されたとき、心のどこかで、自分は痴漢しやすそうなオーラを放っていたせいじゃないのか、と思う。酷いことを言われたとき、自分が至らない人間で、しかも傷つきやすい、感じやすい人間だから、もしかしたら、言われてもしょうがないんじゃないか、と思う。

しかし、それは大きな間違いではないでしょうか。

傷つけられたとき、謝る必要も、自分のせいだと思う必要も、どこにもないのだと、この曲は教えてくれます。

次傷つけられたら、自分を傷つけたものから、距離をとりましょう。拒絶しましょう。愛する自分が傷ついたのに、次は自分が自分自身に対して加害者になるような真似は、どうかやめてほしいと思います。

これらの歌詞に代表されるように、この曲は「自己愛の曲」であり、自己肯定感を失ってしまった時、あなたのそばに寄り添い、慰め、そして励ましてくれることでしょう。

【「PINK BLOOD」はこんな人にオススメ】
・しっとりとした曲調に癒されたい人
・誰かに傷つけられた人
・自分を愛する覚悟を思い出したい人

Born This Way(レディー・ガガ)

最後にご紹介するのは、言わずと知れたレディー・ガガの代表曲、「Born This Way」です。全米チャート1位を獲得し、日本でも大ヒットを記録しました。

レディーガガ『Born This Way』PV


 この曲の題名を直訳すると、「このように生まれてきた」となります。

メッセージは非常にシンプルで、だからこそ強く、人々の心に訴えかけます。

一つ一つの歌詞に意味が込められていますが、しいて要約するのであれば、下記のようになります。

同じDNAを持つ人類の中で、私はこんな風にに生まれてきた。
そのことに誇りをもって、今日を祝福し、自分を尊敬し、愛すること。
ほかの生き方なんてない。
これが正しい生き方よ、
だって私はこんな風に完璧に生まれてきたんだもの

レディーガガ『Born This Way』より一部要約

PVは非常に衝撃的で、生々しく、嫌悪感で顔を歪める人もいるかと思います。でも、それでいいのだと、たとえ人から嫌悪の眼差しを向けられても、我々は他人からの承認ではなく、自分自身によって生かされているんだ、と挑戦的に訴えかけてくるPVだと思います。

この曲の歌詞の和訳は色々なサイトで紹介されていますので、是非歌詞の意味を噛みしめながら、聴いてほしいと思います。

あえて”Just put your paws up”(pawsは”モンスター”の手のこと)と呼び掛けたり、 “Don’t be a drag , just be a queen”(ドラァグクイーンやるなら徹底的にやりましょう)など、レディー・ガガらしい遊び心のある言葉使いと、その裏にある彼女の揺るぎない信念に、励まされること間違いなしです。

【「Born This Way」はこんな人にオススメ】
・人とは違う自分に悩んでいる人
・批判されても、そこから這い上がりたい人
・自分の弱さと向き合い、肯定する勇気が欲しい人

さいごに伝えたいこと

いかがでしたでしょうか。

なんだか自己肯定感という言葉ばかりが先走ってしまい、それが具体的にどういう状態を「自己肯定感がある」と呼ぶのかがあやふやなまま、「自己肯定感が低い自分をなんとかしなきゃ」となってしまうとき、ありませんか。特に自分が弱っているときは、「自己肯定感が低い自分はダメなんだ」という完全に本末転倒な結論に至って、余計落ち込んでしまったりとか。

記事の冒頭でも書きましたが、そんな時はまず周りの雑音をシャットアウトして、安全なところでゆっくり休んでから(休む勇気は、自分を愛する勇気に直結してると思います)、これらの曲からパワーをもらってほしいな、と思います。

少しでもご参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました